これも留学生時代の、イギリス経験値がまだ低かった頃の話。
ある日、邪鬼が親友宅に遊びに行くのに同行することに。
英語のスピードについていけるかな、話題合わせられるかな…
なんてドキドキしながら、お宅にお邪魔する。
笑顔で出迎えてもらえて、(あ、上手くいきそう)な予感。
部屋に入り、3人でカウチ(ソファ)に腰掛けて、
お茶を飲みながら談笑することしばし。
邪鬼の親友は元気でさばけたひとだった。
(なあんだ~。心配することなかったじゃんっ)
なんて、ほっとしてたら。

ところでさくら。アメリカは好きか?
キタ
また何の脈略も無く。

いい人達だったし、おもしろい国だと思うよ。
精一杯の中立の答えで、心臓どきどき。
すると、ズイッと詰め寄ってきて、どアップ真顔で、

俺は、白黒つけない中途半端は嫌いだ。

好きなのか嫌いなのか、どっちだ?
俺は嫌いだけどな。
・・・(T□T;ノ)ノ ・・・うあぁ
逃げ道を断たれた・・・
なんなのこのひとたち。
アメリカに義理立てする理由もないけど、
そうやって圧力をかけられると、こっちも意地に。
よっぽど「アメリカ大好き」と言おうかとも思ったけれど、
邪鬼の親友に初対面から対立するのもなあ・・・
と気を遣って「中立」で通したら、
なんと『どっちつかずなダメ人間』扱いされた。
くやし~。
どうも、彼らの頭の中では
『アメリカ英語』を喋っている ⇒ アメリカを称賛
⇒ 『イギリス英語』と『イギリス』を否定
というたいへん迷惑な三段論法な図式が勝手に出来ていて、
アメリカ人以外がアメリカ英語をしゃべると
気分を害してしまうようです。
知 ・ る ・ か ~ っ !
意味が通じてんなら、文句をつけるなっ!!
でも、これは決定打じゃないんです。
決定打はなんと、大学で英語の先生から。
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