イギリスでのショッピングで
お会計の際にレジのひとに
べらべらべらっと何かを聞かれて
「え?なに?なに?」
となったことがありませんか。
わたしはイギリスに来た当初、
これがしばらく意味不明でとまどいました。
イギリスのスーパーでお買い物をすると
たいていの場合
“Would you like any cashback?”
と聞かれます。
この cashback (キャッシュバック)は、
debit card(デビット・カード)でお会計をする際に、
希望があれば
その場でその口座から
現金をついでに引き出せる
という便利なシステム。
レシートを見ると、
商品代金+キャッシュバックの合計額が口座からデビットされ、
cashback 金額は “change” (お釣り)扱いで出てきている。
引き出し上限は低い(50 ポンドであることが多い)し、
「レジの現金残高が足りなくて出来ません」
と断られることもあるけれど、
レジが ATM を兼ねたようなものだと思ってください。
カード精算社会なイギリス。
キャッシュレス生活に慣れてしまうと、
ついお財布を現金がほとんど入っていないままにしてしまうもの。
レジでキャッシュバックの要・不要を聞かれて、
「あっ。学校の集金、明日までだ!」
とお財布が空なのに気付き、助けられたこと数知れず。
はじめの頃は
「何なんだ、これ。誰が使うんだ。」
と不思議だったけど、
実はなかなか使えるシステムなのです。
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