英語 Continuing Education(別名「英語関連なら何でもつぶやく」コーナー)始めました

英語生涯学習コーナーです。国際結婚20年超で日常英会話もビジネス英語もそれなりにこなしますが、まだまだ毎日が勉強です。

ジャックの職場に遊びに行った時。同僚を紹介すると言われたけれど、オフィスに行ったらあいにく不在で会えなかったことがあって。

帰宅後その同僚からの電話を受けたジャック。『彼の不在』の表現方法にビックリ。さて、どんな英語表現だったでしょう?

「さくら連れてオフィスに会いに行ったのに、マリーセレストだったさ」

It was like the Mary Celeste. ミステリー系を毛嫌いしてるジャックがその船名を知っていたこと、そしてそんな英語表現が認知されてることに衝撃を受けた一件でした。

「~like the Marie Celeste」は「人がいた痕跡を残していながら、何故か見捨てられて無人の状況」を表す表現です。1872年に無人で発見された漂流船の、乗員10名全員が行方不明となった事件が語源となっています。

ちなみにコナン・ドイルがこのマリー・セレスト号
乗員行方不明事件をベースに書いた
“J. Habakuk Jephson’s Statement” という
短編があるんですが、ジャックはその小説の存在も知りませんでした。
それでも使うということは、それだけ知れ渡っている表現なのかと。

日本語訳で読みたいならば、
『J・ハバクク・ジェフスンの遺書』という邦題で
『ドイル傑作集(2)海洋奇談編』 に収録されています。

今日なお未解決なミステリー。
興味のある方は Wiki とかみてみると面白いですよ。

コメント

コメントへのお返事は基本的にできません。ご了承ください。

タイトルとURLをコピーしました