「日常英会話はOKだけど、fine tuning 的な磨きをかけたい」と、その道のプロに相談。
そして薦められたのがこれ、Exploring Grammar in Context: Upper-Intermediate and Advanced。ケンブリッジ大学出版局から出ています。
冒頭の本書の内容説明には:
- 独学用/教室用どちらでも使える設計
- 書き言葉/話し言葉を区別
- コーパスから、実際に使われている生きた英語を多用
- 中級レベルの知識を前提に、上級向けに文法を掘り下げ
- 表現の幅(カジュアル/フォーマル使い分け等)も説明
とある。
実際にこのテキストを使い始めてみると、各単元は
- A) Introduction
- B) Discovering patterns of use
- C) Grammar in action
- D) Follow-up
- Further exercises
にセクション分けされていて、それらを順を追って進めていく勉強形式。
そして、これが個人的にとても良かった。
何がいいって、各設問やセクションが適度に短い。だからテンポ良く進められて、飽きづらいのです。要所要所に配置された “Observations” という名のヒントも、端的に ポイントを押さえていて、要点が分かりやすい。
「うわ、いやらしいところを突いてくるなあ」
というのが これで勉強を始めての感想だけれど、それは、自分がこれまでなあなあで誤魔化せてた部分を狙い撃ちされてるせい。
つまりそれは、取りも直さず、このレベルの英語学習者が抱えがちな文法的弱点を的確に把握して書かれているテキストだということでもある。
冒頭の説明書きどおり、生きてる英語も満載で、わたしのように
「コーパス大好き~!」
なひとには特にお薦めです。
Exploring Grammar in Context: Upper-Intermediate and Advanced を買ってまだ日が浅いけど、使った日には脳みそが軽くキシキシ筋肉痛・・・ふだん使ってない脳の筋肉が鍛えられてると実感します。
そこそこ英語ができる、中上級以上のレベルのひと向け。
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