あの Jamie Oliver(ジェイミー・オリヴァー)のイタリアン・レストランに行ってきました~!
ジェイミー・オリヴァーはイギリスのセレブ・シェフ。
テレビのお料理番組への出演はもちろんのこと、イギリスの学校給食改善キャンペーンを大々的に行ったりと、イギリス食生活の向上に大活躍している若手の料理人です。
暴言や罵声で売ってるアクの強いミシュラン系セレブ・シェフ Gordon Ramsay(ゴードン・ラムゼイ)に比べると、正統派の好青年系。
「ジェイミーのイタリアン、美味しいよ。
手頃なお値段で (← 殺し文句)」
と薦められ、Jamie’s Italian Liverpool 店を訪れてみた。
「予約制ではなく、ただ並んで順に入るシステムなの。
時間帯によっては外で行列しててかなり待たされるよ」
との情報を得ていたにも関わらず、現地に到着したのはちょうどお昼時。
こりゃ~、並ぶわ…と覚悟して家族4人でお店に向かう。
てくてくてくてくてくてくてく・・・歩くねえ。
「・・・あの、ママ?通り過ぎてる から」
Σ( ̄ロ ̄lll)! なんとっ
これ?
地味すぎっ。
それと知らなきゃ素通りします。
っていうか。
行列…?
どこ?
ランチタイムですよ。
しかも夏休みの。
入店すると、即、大きな笑顔のウェイトレスにテーブルに案内された。中はキレイで活気に溢れてる。
スタッフがきびきび動いてるのが新鮮だわ~。
こどもには紙とクレヨンと View Master とが渡された。
うわ、懐かし~!
家族連れへの配慮、気が利いてるじゃないの。
「何なに?なんの映像?」
「…ママ、これ、ただのメニューだから」
「・・・」
グラスワインをふたつ、パスタを大小ひと皿ずつ、お子様セットをふたつ、それとウェイトレスが薦めてくれた nibbles(おつまみ)のオリーブ・オン・アイスをオーダー。
わたしのトリュフのパスタは美味しかったし、お子様メニューのバーガーも、こどもに大好評!ちなみに大人メニューのバーガーは2段のものと3段のものと選べるらしく、他の人がオーダーしていたのがいかにも美味しそうだったので要チェック。
でも、定番になりそうなのはなんといっても この『氷に乗せたオリーブ』。
オリーブも中央のディップも、とにかくおつまみにバッチリで、ワインがすすむ!
ほろ酔い気分でお会計。
チーン、約£40なり(チップ含む)。
「イタリア人に生まれるべきだった」
というほど彼の国にぞっこんなジェイミーが、
「お手頃な価格で本格的なイタリアンをたのしんでもらうために」
オープンした Jamie’s Italian。
イギリスに来たなら話のネタに試してみては。
それがかなわない人はお料理本を。
イギリスでもセレブ・シェフのお料理本はいろいろ出ているけれど、ジェイミー・オリヴァーのはヘルシー系として特に人気。某新聞記事だか番組だかでそれぞれのお料理本のレシピ比較をしたところ、ジェイミーのが全体的にカロリーも低く、他のセレブ・シェフ連にくらべて、過多な砂糖や塩分や油に頼らないで美味しくできるレシピだったとか。
原文の洋書で読めば英語の勉強にもなって一石二鳥。
「お料理の写真よりジェイミーの写真のほうが多いじゃん!」
とわらうひともいるけど、それは酷よね
コメント