配偶者ビザ(spouse visa)の失効が迫って、
定住ビザ (settlement visa/ indefinite leave to remain)
の申請をすることにした。
イギリス定住ビザを申請するには、
原則として事前にこの
“Life in the UK Test” に合格している必要がある。
(例外あり)
で、このたび、めでたく配偶者ビザ失効ぎりぎりで
このテストに一発合格できたのでその経緯をご報告♪
試験勉強、ひさしぶりだわ~。脳が溶けましたw
Life in the UK Test は
『イギリスで暮らすに十分な語学力と生活知識があるかを問う』
という大義名分のもと、
「標準的なイギリス人は知らんよ、
こんなこと」
な年号・統計などまで聞いてくる、
外国人泣かせ+タカリな制度。
受験料£34 で、
ランダムに24 問出題される
制限時間 45 分のオンライン試験。
ほとんどは四者択一で、約75%正解が合格ライン。
(詳細は Life in the UK Test 公式サイトで)
「参考書を一度読んだだけで簡単に合格する」
「もう何回も受け直してる」
等いろんな情報が入り乱れているので、
これから受けるひとのために個人的な感想・アドバイスをまとめてみた。
- 1)最新の公式参考書を入手
- ベストは最新のオフィシャルな参考書と問題集を買って勉強すること。でも、無料で利用できる Life in the UK Test 対策のサイトもあって、それだけで合格レベルに達するのも可能。
ただ、一部会場では公式参考書で勉強していない受験者にはテストを受けさせないところがあるらしいのと、公式は情報に間違いが無いことを考えると…心の平安のためには買っておいて損は無い。
- 2)テスト日時は早めにおさえる
- テストを受けるには予約が必要。でも予約はすんなり取れず、早くても7日後の日にちしか指定できない。運が悪いと2、3週間後!
なので日にちに余裕の無いひとは特に、勉強が済むのを待たずに先にテストの予約。勉強はそれからでも遅くはない。
- 3)しっかり勉強!
- 参考書を一読しただけで受かるレベルではなかった。こまかいところまで聞いてきたし、意地悪な問題もあった。統計や年号も出題されてたのでしっかりおさえるべき。
レベル的には、受験勉強でテスト慣れしている日本人なら1週間の勉強で受かるくらい。みっちりではなく、家事の合間にちゃちゃっとノートをまとめる感じで。とはいえ不合格率はわたしの試験会場では高かった。
イギリス入国管理局によると、
配偶者ビザから定住ビザへの切り替え申請は、
『イギリス滞在期間が2年に達する日の1ヶ月前からビザ失効日まで』
の間にしかできない。
でも Life in the UK Test はそれとは別もので、
入国すぐから受験可能なので、
定住ビザを視野にいれているなら早めに済ませておくべき。
特に、配偶者ビザの発効日とイギリス入国日の間があいてしまっているひとは
それだけ切換え申請可能期間が短いので、
その点は勘違いしないように。
運悪く配偶者ビザ有効期限内に Life in the UK Test に合格できないと、
オーバーステイを回避 するために ビザの延長申請
(extension of stay in the UK/ further leave to remain)
をしないとならず、
£475 余計に高くつく
定住ビザの申請料が£840 なことを考えると
避けたい出費!
(『Life in the UK Test試験勉強から合格まで:体験談』に続きます)
*** 注意 ***
2010 年夏の情報です。
ビザ関連の手続き方法は頻繁に変更があるので、
最新情報は UK Border Agency 公式サイトで確認してください。
コメント