ある日わたし宛に封書が届いた。
差出人は “Jobcentre Plus“。
ジョブセンター??? って、
日本でいう職安(公共職業安定所)か何か?
お仕事の紹介でしょうか…
たしかにお仕事を探してる求職中の身だしね。
でもそんなとこに登録なんてしてないよなあ…。
不思議に思いつつ開封してみると、
「あなたが手当ての給付を申請したのにともない
National Insurance Number を割り当てるため、
面接をする必要があります。
*月*日*時*分に管轄州の Jobcentre Plus に
必要書類を揃えて来るように」
と一方的に日時と場所を指定してきた、
どこか高飛車な文面。
あの~、手当の給付申請など、
してませんが???
National Insurance Number?
『社会保障番号』注1か何かだっけ?

これ、なに?

課税目的の、個人の収入把握のための番号だよ。
え~っ、そんなん欲しくありませんがな。

でも、それがあると イギリスで
お仕事の求人に応募できるよ。
お仕事の求人に応募できるよ。
あ、そうなの?

でも前に英系企業の面接に行ったときも、
日本人向け人材派遣会社に登録したときも
NIN が必要だなんて言われなかったケド?
日本人向け人材派遣会社に登録したときも
NIN が必要だなんて言われなかったケド?

あったほうが
応募できる求人案件が
増える ハズだよ。
応募できる求人案件が
増える ハズだよ。

面接ってからには落ちることもあって
それなりに面倒くさいんだろうね。
それなりに面倒くさいんだろうね。

Yes/ No 質問で5分くらいじゃないの?
たいしたことは聞かれないハズだよ。
たいしたことは聞かれないハズだよ。
う~ん。
よく分からないけど、
くれると言ってるうちに貰っておくか。
(マイ・ポリシー)
必要書類をそろえ、当日。
玄関の白いドアを開けると、そこは・・・雪国でした。
やっば~い。
注 : 『社会保障番号』は “Social Security Number” でアメリカの制度ですね。イギリスの “National Insurance Number” は『国民保険番号』です。
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