ふと気がついたんだけど、
わたしは日本にいて日本語を生活言語としながらも、
子どもを英語で叱ってました。
叱るときの英語:日本語比率は
だいたい9:1くらい。
特に意識はしていないのに、
自然に口から飛び出してくるのは、
”No!” や “Don’t” や “Stop that!”
でも、その後のフォローは
「そんなことしてたらケガしちゃうでしょ?」
と日本語に切り替わってる。
おや?
で、しばらく自分と子どもを観察・分析してみた。
結果、英語のほうが
- 一音節(stop, don’t 等)で、咄嗟に言いやすい
- ドス がきかせやすい
- こどもが言うことをきく
らしいということが判明。
こうしてみてみると、確かに英語は条件が揃っていて、
叱り語にしやすいかも?
で、フォローが日本語になるのは、
自分の母国語で勝手がきくうえに、
グレーな言語で微妙なタッチが使い易いから
・・・だと思う。
(わたしだけかな?)と国際ママ友に聞いてみると、

ウチも、叱るときは英語のほうがずっと効くんだよね。
まずは日本語で言って、ダメなら英語にするの。
反応が違うよね。
と、似たような状況らしい。
見ていると、子どもを叱るときは英語に切り替えているひとは結構いる。
「まわりに知られないでこっそり叱りたいときに英語にする」
という意見もあった。
うんうん。
例えば夕方の公園で。

帰るよ。
とわたしが何回言っても、
「え~、ヤダ。もっと遊ぶぅ~」
と親をなめてぶらんこで遊び続けるウチのこども達。
それが、

We are going home
“NOW”.
に切りかえると、
たいてい大慌てでブランコを降りてくる
白黒はっきりの言語の『英語』と、
グレーのグラデーションで ぼかし言語の『日本語』 との違いを、
国際キッズたちは肌で感じているんだね。
『日本語をしゃべってるママは、
こわくない』
みたいな子どもたちの態度が透けて見えて、
言語の力って面白いなあ~と妙に感心。
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