国際結婚とは ずれるけど、ふと思い出したので。
昔、わたしが所属していた大学のサークルに
『霊感君』(A君)がいました。
彼は実家がどこかの密教のお寺さん。
休みの度に滝に打たれに帰省するくらい修行熱心で、
彼の『念』で周りがびっくりするような出来事が何回かあった(らしい)せいもあって、
サークル内では割と信頼された霊能者の地位を確立してました。
そんな A 君が、サークルの合宿中のある日、
「ボク、他人の 前世 もみれるんです」
なんてカミングアウトしたから大変。
霊感君のまわりには連日黒山の人だかり。
「ち、力が尽きそうです・・・」
憔悴しきってて、一瞬気の毒に思ったものの、
わたしも先輩特権でみてもらうことに♪
かわいそうだけど、自分でまいた種だからね。
「さくらさんは・・・」
と精神集中の瞑想をすること数十秒。
「300 年くらい前に南アメリカで、
結婚していて専業主婦でした。
でも夫婦仲は冷え切っていて、
会話もなく、
子どももいませんでしたね。
そしてある日、些細な喧嘩がもとで
激昂した旦那さんに
刺し殺されてます。
不幸な一生でしたね」
・・・ ( ̄▼ ̄|||) ・・・
えーと。
ギャラリー固まりましたが・・・。
「あっ。あっ、でも!
大丈夫です!
前世で不幸だった人は、
現世でその分幸せになれるんです!
現世では絶対に幸せな結婚ができます。」
との霊感君の必死のフォローで、ぎこちない沈黙は解けたんだけれど。
今、会えたら彼は。
わたしを見て、「ほらね」というだろうか?
(なんか、祟られてる気がするわ)
(ノ_<。) うっうっ
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