豚インフルエンザ:イギリス編(2)

そういや豚インフルエンザ、
日本では最近 『新型』 の通称が定着したようですね。

ちなみにイギリスでも
『豚インフルエンザ(swine flu)と呼ばれていたのが、
豚肉業界からイメージダウンのクレームがついて、
いまでは “H1N1”(エイチワンエヌワン)という
味気ない名前で呼ばれてます。

…というのはとりあえずおいといて、先日の続き。

*** *** *** *** ***

早口ヘルプラインに電話をかけなおし、
メッセージを繰り返し聞いてやっと次の連絡先を入手。
今度はそこに。

『9時にならないと開かない』って…
あ、でもプッシュホン案内がある。

ピ、ポ

『トーン信号じゃありません』って、
先にすすめない…。
じゃ、local GP(地域の医院)の
救急をためしてみて。

ピ、ポ、パ

・・・ここも『トーン信号じゃない』って
先にすすませてくれない。

そうこうしてる間も八重は息も切れ切れに大泣きで、
パニック症状がでてきてる。

かち、こち、かち、こち

タミフルだって、時間勝負の薬 なのにっ

仕方が無いので、噂にきいてる
『遠隔処方システム』とやらに頼ろうと、
邪鬼に邪鬼と八重のパスポートを持たせ、病院の救急に向かわせる。

1時間後、

患者本人を診ないとタミフルは処方できないって・・・。

そう、それはそうなんだけどさ。

『豚インフルの疑いがある患者は受付けない』
と言ってる救急。

どうやって診せろと???

そして、ジャックが差し出した手の上には、箱?

『パラシータモル (Paracetamol) と
お水をたくさん与えとけばいいわよ』 だって。
イギリスの万能薬 Paracetamol
これで 『新型』 と闘えと…?怒

でたよっ、
『パラシータモルとお水』

イギリスの万能薬!

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