「旅行でこどもに学校を休ませるのはありか」
は意見の分かれるところですね。
今朝のBBC でも関連するニュースがレポートされてました。
まえに書いたとおり(『こどもに学校を休ませるか』)、
イギリスではそこらへんの感覚がゆるくて
「いいんじゃないの、別に」
派が日本より多いです。
ピーク期の家族旅行は高くつくからと、
それを避けて学期中にこどもを休ませて、
オフピークの格安家族旅行に行くひとたちがたくさんいます。
「だって同じツアーが、時期をずらすだけで800ポンドも安いのよ!」と。
どうやら今後はこれが罰金の対象になるらしい。
学期中のホリデーに対し、子供ひとりにつき 100ポンド。
安易な理由でこどもの学習の機会が奪われるのを抑止するため…とのこと。
ヤバいなあ。
急用で日本に一時帰国します!
とか、ウチらはありそうだし。
…というわけで、イギリス政府系サイト “GOV.UK” で調べてみました。該当ページ “School attendance and absence” と “Legal action to enforce school attendance” によると…
- 特殊な事情があれば学校から欠席許可がおりるケースもある
- 許可無く学校を欠席させると 60 ポンドの罰金が科せられる事もある
つまり学校が欠席許可を出す権限を保持することと、
許可さえあれば大丈夫なことに変わりはないらしい。
「学期中の旅行 = 一律罰金」という意味ではないみたいだね。
でもね~。
『こどもの教育を犠牲にした格安家族旅行にストップをかける』
という目的はたいへん結構ですが、いい加減なイギリスなだけに、
この罰金制度には不安要素てんこ盛り。
だって今学期だけみても、ウチは
2回 『無断欠席』をくらってるんだよね。
「お子さん、今日無断で欠席してますが?」
の学校からの電話には毎度びっくりさせられる。
いやいやいや。
朝、「熱で休ませます」って電話いれたじゃ~~~んっ!
とか
三日前に欠席届け出したじゃ~~~んっ!
とか。
ひどいと、その電話すら無し。
無断欠席扱いになってるのが、学期末の通知表で発覚
したこともある。
…ということは、
ある日とつぜん多額の罰金の請求が!
なんてならないとも限らない。
イギリスならありがち…。
そう簡単に罰金導入しないでほしいな~。
校長先生によっても、当たりはずれありそうだわ。
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