日本人のくせに

けっ。非国民

真昼の新宿、ALTA前を邪鬼と歩いていたときに
吐き捨てるように言われました。

中年のおやじからの、敵意と嫌悪感。

愕然です。

私達はいちゃいちゃしていたわけでもなく、
ただ話しながら普通に歩いていただけ。

国際カップルだというだけで?

そのおおっぴらな敵意に
それなりに傷つきもしたけれど、
「今の時代にそんなバカな」
と、何よりも、同じ日本人としてショックでした。

戦争世代でもない人間が、
そんな過去の権威をかさにきた発言をして恥ずかしくないのか?

でも、実は以前にも、『非国民』まではいかなくとも、
「日本人のクセに…」的なことを、
通りすがりの人に言われたことはありました。

邪鬼も、
「なぜおまえが日本人の女と?」
的な敵意を向けられることがあったとか。

『国際化』がバカの一つ覚えのようにあちこちで叫ばれている一方で、
日常のなかでは外国人は依然『異質』扱い。

結局、現実世界では、日本人の意識はあまり進歩していないんだよね…。

1998年頃の出来事です。
あの頃にくらべて、日本は今、前進しているんでしょうか。

そうかと思うと、某国滞在時、

国際結婚をしていらっしゃる日本人は、つまりは
日本の『外国との親善』の
一端を担ってくださっている

わけですから。

国際結婚は国際親善と、わかったようなわからないような、
真逆 の理由で
日本大使館からパーティーに招待される…。
(国交断絶には貢献できるかもw)

世の中って、ほんとうに不思議。

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