多読のススメ

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多読のポイント

要点をまとめると:

単語も文法も、容易に読めるレベルのものであること
多くても、初心者には1ページにつき分からない単語は1~3つ、中級者には4~5つに抑えることを目安とする
幅広いトピック、たくさんの読み物のなかから選ぶこと
興味の持てる本が確実にみつけられるために
読む本は学習者本人が選ぶこと
すらすら読めて興味が持続できるように、レベルが合っていなかったり飽きたりなどしたら すぐに他の本にのり換える
できるだけたくさん読むこと
読書量がものをいうので、せめて1週間に1冊のペースで進めていく
じっくりよりもサクサクに重きをおくこと
そのためには分からない単語があっても辞書をひかない。知らない単語は飛ばして読むか、意味を推察するにとどめる
楽しみ/全体的な意味把握のための読書であること
細部までの理解を追及しない
個人のペースで静かに読むこと

(参考文献:Extensive Reading Activities for Teaching Language (Cambridge) ほか)

つまり、日本で一般的な、いわゆる上をめざして自分にムチ打つタイプの苦行的勉強方法とは対極にあるメソッドになります。

多読を始めるなら、ORT か PR

多読をはじめるなら、多読を体系的に取り入れた、おススメな有名どころの教材が2種類あります:

「どこから手をつければいいか分からない」なら、まずはここを出発点とするのがいいでしょう。システムがレベル別になっているので、いったん自分のレベルが分かれば、あとはそのレベルのなかで本を選んでいけばよいだけなので楽チンです。

まずは「たぶん自分のレベル」と思われるのを1冊+その上と下のレベルからも1冊ずつ、計3冊ためしに読んでみます。そして上記の多読のポイントを念頭に、自分のレベルを確定。その後はバラでそのレベルから買うもよし、セットで箱買いするもよし。バラでは1冊300~700円ほど、セットだと6冊で2000円台くらいです。

では、2社のうちどちらを選ぶか?
Oxford Reading Tree絵本的で子ども向けPenguin Readersは 内容的に大人向けになっています。

英語初級者/絵本が好き/お得感が欲しい(子どもと読めば一石二鳥!)
Oxford Reading Tree
英語中級以上のひと/中身の濃いものが読みたいひと
Penguin Readers

を選びましょう。
でも実際のところ、子ども向けとはいえ The Magic Key シリーズ(ORT)なんかは、子どもよりわたしのほうが楽しみに読んじゃってたり(笑)

それ以外の多読なら

そういった枠にとらわれず自由に読みすすめていきたいのであれば、英語初心者ならば アマゾンの『ネイティブ・スピーカー 1~6歳児用の教材』『ネイティブ 1~3年生用教材』などから。

そして、英語中級者ならばぜひ、日本文学の英訳されたものを試してみてください。ベースが日本文学なので取っ付きがよいのと、英語ではこの日本語はこう表現するんだ~という発見があって、おもしろいです!夏目漱石の Botchan (坊ちゃん)、英語で読むと新鮮でした。

英語上級者なら Shank’s Mare (東海道中膝栗毛) なんかどうでしょう。
モダンなところでは村上春樹作品の英訳版もいいです。特に The Elephant Vanishes (象の消滅)などの短編集は読みやすさで一押し!
(この『象の消滅』は 『英訳完全読解本』なるものまで出ていて、何がどう翻訳されているのかが分かり、さらに勉強になります)

継続は力なり。
そのためにも、英語の勉強はストレス・フリーで!

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嗚呼、イギリス
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